バスケットボールスキルコーチNOMUTAKU『アメリカ体験記 2018』

こんにちは!BUMPアシスタント、神戸在住バスケットボールスキルコーチのNOMUTAKUです!

2018729日~85日にアメリカ・LAへ、バスケの勉強のため行ってきました!

道中の出来事や、現地で学んで来たものをレポートします!

 

【渡米の目的】

今回アメリカへ行った目的は「elite-8 Los Angeles camp」に参加するためです。

以前BUMPでも紹介させて頂いた竹原さん主催のバスケキャンプで、

小学生~高校生の選手、指導者達と一緒にロサンゼルスでバスケ漬けの10日間を過ごしました!

https://bump.la/katsuyatakehara/

 

まず、僕は本場アメリカのスキルコーチ達や、元NBA Los Angeles Clippers(ロサンゼルス・クリッパーズ)のCornelius Maggette(コーリー・マゲッティ)のトレーニングを現地でプレイヤーとして受けて来ました。

また、NIKE主催の小学生~高校生対象で4日間行われたバスケットボールキャンプを見学し、コーチングの勉強や周りのコーチ達とディスカッションして刺激を得たり。

アメリカのプロアマリーグ“DREW LEAGUE”(ドリューリーグ)や、メジャーリーグのAnaheim Angels(アナハイム・エンジェルス)の試合観戦など非常に濃い時間を過ごしました。

メジャーリーグは大谷選手目当てでしたが残念ながら試合には出場せず

ドリューリーグも観戦した翌日にHouston Rockets(ヒューストン・ロケッツ)所属の大スター、James Harden(ジェームス・ハーデン)が試合に出たりとニアミスが多かったです笑


【初めてのアメリカ】

実は、僕NOMUTAKUはこれが初の海外。ベタなトラブルにも合いました。

・空港の職員さんに英語が通じず空港脱出が遅れる

・時差ボケで数日間体調不良(初日の練習はコーチが2人に分身して見えました

・水道水飲んで腹下す

などなど最初は苦しみました。

それに慣れればロサンゼルスの湿気のない、カラッとした暑さは居心地良くて最高でしたね!

 

驚いた事も沢山ありました。

市販の水よりコーラが安くて驚いたり、食べ物のサイズ、味付けも日本とは全然違う。

レストランの様な所に行くと安くて量がとんでもない、まさにアメリカ!って感じでしたが、

マクドナルドとかファーストフード店に行くと大概10ドル近くして、この辺は物価の高さを感じました。

その分バスケショップに行った時はセール&関税が掛からないので日本より大分安かったです!

これ半額以下で買いました参考価格

そして、Harden 2 MVPの日本未発売の限定モデルも購入!

 

今回は、現地の方のサポートや、アメリカ在住経験のあるベテランの皆さん達と一緒だったので治安の面は安心でした。

「あの辺は銃で撃たれてても仕方ない所だから」とサラッと言われた時は冷や汗をかきましたが笑

もし一人でアメリカに行く時は、絶対に現地の情報を調べてから行かないとですね。

 

 

【本場のバスケ】

主に3種類の体験から学びを得てきました。

① 現地のスキルコーチのトレーニングへの参加

② 子供達が受ける練習の見学、コーチへの質問

③ 日米のコーチ達との交流

 

以下アメリカでお世話になったコーチのご紹介です。

Pete Rives

https://www.facebook.com/pete.rivas.35

NIKE CAMPのコーチ。

彼から聞いたcoaching Philosophy(コーチの哲学)は今の自分の糧になっています。

 

 

Jordan Lawley

https://www.instagram.com/jlawbball/

彼のスキル、情熱、細部までこだわった体の使い方は本物です。映像はこちら

今回渡米しようと思った一番の理由は彼を直接見るため。

 

 

Jason Wright

https://www.instagram.com/jwbasketball101/

超絶ハンドリングの持ち主。映像はこちら

ドリルの豊富さもさる事ながら、ただ難しいだけでなくゲームに活きるスキルを教えてくれました。

 

Ron Johnson

https://www.facebook.com/100006636914659

鬼畜なフットワーク&ドリブルメニューを早朝から行ってくれました笑

フットワークひとつ取ってもテンポ、質、ライブ感が日本の練習と全然違いました。

 

 

Juaquin Hawkins

https://www.instagram.com/coachhawk247

jr.NBAという組織を教えているコーチ(元NBA選手)

大人数の子供達に指導する姿はまさにイメージしてたアメリカのコーチでした。

 

コーチそれぞれに特徴や、技術がありましたが、全員に共通していたのは「意味のある練習」をしている事、そしてそれがに繋がっている事です。

初日のJason Wrightのトレー二ング動画のような、一見実際のプレーに関係無い椅子を使ったハンドリングやストリートムーブをする練習もありましたがそれが試合でどう使うのか?という意味が必ずありました。

アップからドリル、その流れで最後実践的なメニューになった時、最初に練習した動きが活きる。

逆に最初のメニューをただ形だけしていては最後のメニューもうまく行かない。

そんな設計された練習、意味を考えさせる指導。

 

僕の学生時代は、フットワークはフットワーク、シュートはシュートと単独の練習になっていることが多かったです。

アメリカに来て感じたのは「一日の練習が縦に繋がって意味を持たせている」という所。

フットワークひとつ取ってもその動きを試合のどこで使うか伝え、その動きからシュートに持ってく体の使い方やハンドリング練習。

最後はシュートを決める所に拘る。いい動きをしても試合で決めなきゃ意味がないから。

練習の意味を考える、繋げる、実戦で発揮する。

コーチとしてだけでなく、選手としても大切な事がそこにありました。

決して、人種が違って身体能力が高いからとか、環境がいいからとかだけではなかったです。

根本的なことから考える、変えていかないとこのレベルにはいけないのだと知れました。

 

【まとめ】

 

アメリカから帰ってきて早1ヶ月以上経ち、

振り返ってみて自分が一番感じた事。

それは、「当たり前の事をどれだけ全力でできるか?」という事。

上のレベルに行くほど、これが本当に大事であると。

当たり前に、あらゆる事に準備をしているか。

当たり前に、プレーに何故?と考えているか。

当たり前に、練習以外の時間も有意義に使えてるか。

 

選手が練習で、ただ言われた事を頑張るだけの選手ではいつか頭打ちになります。

練習開始から100%動ける状態を作れているか?

練習の意図を自分で考えて取り組めているか?

普段の食事や睡眠をしっかりとれているか?

コーチから言ってしまえばこれらは「当たり前」にするべきもの。

自分も含めて常にこれが完璧な選手は、実際少ないとは思います。

けれど、この「当たり前」の事にも全力で取り組む選手とそうでない選手、どちらがより成長していくでしょうか?

自分はスキルコーチ。「上手くなる方法」を伝えるコーチでありたいと思っています。

練習メニューや技術だけでなく、こういった事を伝えられる、選手が伸びる習慣を身につけられるコーチになりたいとアメリカに行ってから強く感じました。


バスケットボールスキルコーチ NOMUTAKU

スキルアップ練習会・個別コーチングのお問い合わせ等
→ https://nomutaku.theblog.me/

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